モーダルシフトの推進

トラックによる長距離貨物輸送を、大量輸送が可能でCO2排出量が少ない列車や船の輸送などに切り替える「モーダルシフト」。当社では鉄道による幹線輸送とトラック輸送を組み合わせた「R&R」を推進し、環境に配慮した輸送を実現しています。

モーダルシフトによるCO2排出量抑制のイメージ (単位:t-CO2)

国土交通省:運輸部門における二酸化炭素排出量
(2019年度)から作成
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国土交通省:運輸部門における二酸化炭素排出量
(2019年度)から作成

1tの貨物を1km輸送する際のCO2排出量は、トラックと比較して列車が13分の1、船が5分の1程度とされています。

R&R

R&Rは、これからの物流に求められる「無人化・ 大型化」をキーワードに、トレーラー輸送やJRコンテナ輸送などの輸送サービスを複合的に提供する新たな長距離輸送サービスです。

JRコンテナ輸送

  • 5t単位での輸送が可能
  • JR貨物の空きのあるダイヤを使ってコスト削減

トレーラースイッチ運行

  • 各拠点でトレーラーヘッドを切り替えることで、ドライバー1人当たりの運行距離、運転時間を短縮する安定輸送

多彩なモード&オプション

  • 当社でリーズナブルな輸送モードを選択し、手配からお届けまで行います
  • 輸送モードの組み合わせをお任せいただくことでお得なオプション設定も可能

EV車両の試験導入

EV軽自動車

2021年7月東京都足立区の宅配配送拠点で1 台を導入して試験運用中。 荷室の広さや運転性能は通常ガソリン車と大きな違いはなく使い勝手は良いが、航続距離が短いことが課題。

三輪電動トライク

2022年2月埼玉県戸田市の宅配配送拠点で1台を試験導入。メーカーより2 カ月限定で無償貸与され夕方からの短時間配送モデルで試験走行。側車付き軽二輪の扱いとなるため、運転には普通自動車免許が必要。

ICT機器導入によるペーパーレス化

  • タブレット端末の利用による各種会議資料ペーパーレス化。 
  • 電子請求書プラットフォームの活用によるペーパーレス化。 
  • テレビ会議システムの利用による出張等削減。

デジタコによるエコドライブの監視・推進

当社グループ全社において、デジタコによるエンジン回転数・アイドリング時間のモニタリングを実施しています。
運転日報と合わせて運行管理者が細やかな指導を実施し、エコドライブの推進に努めています。

デジタコに基づくエコドライブの監視及び指導
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デジタコに基づくエコドライブの監視及び指導

「ホワイト物流」推進運動への参画

当社グループ会社の札幌通運㈱、㈱ロジネットャパン東日本、㈱ロジネットジャパン西日本、㈱ロジネットジャパン九州の4社が、ホワイト物流推進事業に参画し、環境への対応だけではなく生産性向上やドライバー不足への対応も視野に入れて取り組んでいます。