はじめに

ロジネットジャパングループは、経営理念の実現に向け、企業行動指針に基づいて、安全、迅速、確実に荷物をお届けするという運送事業の公的使命を果たすべく、法令、社会規範の遵守を経営の基本として事業を展開してまいりました。 特に交通事故・労災事故・商品事故の根絶は、社会から信頼される企業となるためにも運送事業者として最優先に取り組むべき課題であります。 当グループは、以下の事項を確実に実施することで、安全と輸送品質の確保にたゆまぬ尽力をしてまいります。

安全・輸送品質確保方針

  • 輸送現場のIT化を積極的に進めること等により、作業の効率化、標準化、迅速化を図るとともに、良好な労働環境を確保します。
  • 社員の健康管理を促す取り組みに重点を置いて取り組みます。
  • 運行管理者、安全管理者、衛生管理者等の資格の取得を社員に奨励し、プロ集団としての素養を身に付けます。
  • ドライバーは常にプロとしての自覚を持って運転マナーを守るとともに、エコドライブの励行等を通して、環境負荷の低減に努めます。
  • 当グループが長年蓄積した運行管理、安全・輸送品質確保に関するノウハウを小冊子にまとめた「セーフティパスポート」を全社員に配布し日々研鑽を重ねます。
  • 商品事故が起きた場合の責任の所在を明確にする社内体制を整備し、商品事故に対する責任を徹底します。
  • 運行管理委員会及び品質向上委員会等安全・輸送品質確保のための会議を毎月開催して交通事故、労災事故、商品事故の分析を行ったうえで、事故再発防止策を策定し、これを現場に落とし込むPDCAサイクルを回します。
  • 本社品質安全管理部門による定期巡回指導を実施し、事故再発防止策や過去の指導事項の実施状況の確認を行うなど、指導の徹底を図ります。
  • ドライバーを対象とした安全大会を毎年開催して安全教育を行い、安全意識の高揚を図ります。
  • 協力会社と安全・輸送品質確保についてコミュニケーションを密に取ります。
  • 荷主企業様と協同で商品特性に合った荷扱い、運搬方法等を検討し、商品別の取扱いマニュアルを作成して作業の適正化、標準化を図ります。
  • カゴテナー、キュービックコンテナ、緩衝材などの運搬具、養生材を積極的に活用し、商品事故の削減を図ります。
  • 特に危険品輸送に関しては、関係法令及び社内マニュアルの順守を徹底します。
  • 公益社団法人全日本トラック協会による安全性優良事業所認定(Gマーク)の取得を積極的に進め、安全経営に努めます。
  • 第三者認証取得などを通して、環境経営に一層努めます。

    令和2年4月1日
    株式会社ロジネットジャパン
    代表取締役社長 橋本 潤美